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開発までの道のり
タスカルバーについて
雪下ろしというのは危険な作業で、本来なら建設工事のように足場を組んで行わなければならない作業だと思います。それにもかかわらずこれまで除雪のプロと思われる私たちが積極的に対策を提案することはありませんでした。
この雪国秋田県を見ても、命綱を付けて雪下ろしをしている人はまったく見ることはないというのが実情です。もちろん命綱を付けると動きにくい、取り付けるのが面倒、命綱を固定する設備がないなどの理由だけでなく、慣れているから大丈夫、今まで危険な目にあったことはないからという人がほとんどだと思います。
本業の土木工事でも高所作業を行っているため、落下防止にも詳しく「誰でも簡単、確実に命綱を使って安全に雪下ろしができるように」と開発したのが『タスカルバー』です。
雪下ろし命綱係留金具『タスカルバー』は雪国のスタンダードを目指します。
どこの家の屋根にも『タスカルバー』か設備されて雪下ろしの事故がゼロになることが当社の願いです。
試行錯誤
タスカルバーの試作品は、屋根に固定する所を左のように制作、結果、様々な屋根の形に対応できない事からボルトの数やバーの長さ等に変更改良を加えました。
実験所に強度テストの依頼をし、1.5mの高さから85kgの試験体を落下させる実験テストを10回行い、その全てにクリアしたものがこのタスカルバーになります。